翻訳|fret
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
弦鳴楽器の弦をくぎり、押弦の位置(勘所)を正確にするための装置。リュート属ではネック(棹(さお))の指板上に、チター属では胴の響板上に、弦を横切る方向に設けられている。ヨーロッパでは中世以後フレットが用いられ始め、初めはガット弦を1~2回巻き結んだだけの可動のものがリュートなどに使われた。その後、今日のギターやマンドリンのように、木や金属、象牙(ぞうげ)などの細長い小片を指板上に固定させるものも生まれた。一方、中東やアジアではすでに紀元前からフレットが使われており、今日でもインドのシタールのようにアーチ状の金属棒で棹を挟み込んだ可動式のものや、琵琶(びわ)の柱(じ)のように背の高い固定式のものなど、独特の発達をみせている。
[川口明子]
3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...