ブリエンヌ(英語表記)Brienne, Charles Loménie de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリエンヌ」の意味・わかりやすい解説

ブリエンヌ
Brienne, Charles Loménie de

[生]1727.10.9. パリ
[没]1794.2.16. サンス
フランスの聖職者,政治家。 1763年ツールーズの大司教,87年財政改革のために招集された名士会議長。その年の5月 C.カロンヌの後任として財務総監就任。しかし (1) 印紙王令,(2) 貴族,聖職者にも地租を課す王令の登記をパリ高等法院が拒否したため,社会的動揺は地方の高等法院にも及び,ブリエンヌは屈服して (2) を撤回。財政の危機に見舞われたブリエンヌは親臨法廷において公債に訴える王令を強制的に通過させ (1787.11.19.) ,92年以前に全国三部会の招集を約束したが,財政危機のなかで辞任した。革命に入って「僧侶民事基本法」に忠誠を誓ったが,93年投獄されて死亡。

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367日誕生日大事典 「ブリエンヌ」の解説

ブリエンヌ

生年月日:1769年7月9日
フランスの政治家,外交官
1834年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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