デジタル大辞泉
「ブロス」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ブロス
Salomon de Brosse
生没年:1565か71-1626
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ブロス
Brosse, Salomon de
[生]1571. ベルヌイユ
[没]1626.12.9. パリ
フランスの建築家。建築家の家系に生まれ,デュ・セルソーの孫で 17世紀初頭のフランス建築界を代表した。新教徒であったため,ナント勅令後にパリに移り,マリ・ド・メディシスのために 1614年頃からリュクサンブール宮殿建築に着手。 1619年にブレランクールの城館を完成。パリのサン・ジェルベ聖堂正面 (1616~21) ,またシャラントンのプロテスタント聖堂 (1623) やレンヌの裁判所 (1618,死後完成) を設計。フランス古典主義建築の伝統を受け継いだ簡素で気品ある作品を残した。
ブロス
Brosses, Charles de
[生]1709.2.7. ディジョン
[没]1777.5.7. パリ
フランスの行政官,学者。ブルゴーニュ議会の議長をしていたためブロス議長と称される。オーストラリアとポリネシアの地理的区分をし,言語の起源,ローマ史の著述や,ローマの歴史家サルスチウスの翻訳家としても知られる。主著『南方地域航海史』 Histoire des navigations aux terres australes (1756) ,『イタリア書簡』 Lettres familières sur l'Italie (1800刊) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のブロスの言及
【リュクサンブール宮殿】より
…フィレンツェのメディチ家からアンリ4世に嫁いだマリー・ド・メディシスが,故郷のパラッツォ・ピッティを模して建立したもの。設計は[S.deブロス]で,彼はフランス・ルネサンスの城館の平面を適用してそこに[ルスティカ]仕上げの3層の宮殿を計画し,1615年に礎石が打たれた。内部の装飾にはルーベンスらが加わっている。…
※「ブロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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