プラス(英語表記)plus

  • 1932―1963
  • Sylvia Plath

翻訳|plus

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
加えること。加算。「本給に手当てをプラスする」⇔マイナス

㋐加えることを表す符号。加号。「+」。⇔マイナス
㋑正数を表す符号。正号。「+」。⇔マイナス
よいこと。また、よい面。「プラスに考える」「プラスに評価する」⇔マイナス
ためになること。有益。「体験がプラスになる」⇔マイナス
黒字。利益。⇔マイナス
陽電気。また、その記号。「+」。「プラス極」⇔マイナス
陽性。陽性反応。⇔マイナス

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百科事典マイペディアの解説

米国の女性詩人。1956年英国の詩人テッド・ヒューズと結婚,互いに影響を与えあうが,6年間で離婚,その翌年ガス自殺した。処女詩集巨像》(1960年)や,死の直前に出版された小説《ベル・ジャー》(1963年)には,死と再生への強い関心が見られる。死後,《エアリエル》(1965年),《冬の木立》(1971年)などの詩集や短編集《ジョニー・パニックと夢の聖書》(1977年),放送劇《三人の女》(1968年)などが次々と出版され,1981年には《全詩集》も出た。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

正式社名「プラス株式会社」。英文社名「PLUS CORPORATION」。製造業。昭和23年(1948)「千代田文具株式会社」設立。同34年(1959)現在の社名に変更。本社は東京都港区虎ノ門。オフィス家具・文具・事務用品メーカー大手。高品質グッドデザインのオフィス家具を追求。オフィス環境のデザインや施工内装工事も手がける。文具・事務用品もデザイン・機能を重視し多品種製造。

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世界大百科事典 第2版の解説

1932‐63
アメリカのボストン生れの詩人。スミスカレッジを卒業。1956年,イギリスの詩人テッド・ヒューズと結婚したが,晩年は2人の間がうまくいかず,彼女は2人の子どもを養いながら詩作に没頭し,63年の寒い冬にロンドンで自殺した。詩集として最も優れた《エアリアル》は死後に刊行された(1965)が,そこには一人の女であり母親である詩人の苦悩と死への衝動が,例えばナチス・ドイツの残虐行為といった現代の破壊的要素と結びつけられていて,単純かつ呪術的な韻律によって,戦慄的な詩風をつくり出している。

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大辞林 第三版の解説

スル
加えること。足すこと。 三を-する
加えることを示す記号。また、正数の符号。「+」
ためになること。有利になること。 人生にとって-になる -材料
利益。黒字。
陽電気。また、その符号。「+」 -の電極
陽性。
▽⇔ マイナス

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アメリカの女流詩人。ボストンに生まれる。東部のスミス・カレッジ在学中から文才を買われ、卒業後フルブライト留学生としてケンブリッジ大学で学び、英詩人テッド・ヒューズと1956年に結婚する。57年に一時アメリカに帰国、ボストン大学で1学期間ロバート・ローウェルの詩の講義を聴講して、詩風が一変した。それ以前に発表された詩は神話的なものが多く、詩集『巨像』(1960)に収録された。59年にヒューズとイギリスに定住したが、相次ぐ出産や夫の交友関係のため詩作不振となり、煩悶(はんもん)する。62年に結婚を扱ったラジオ・ドラマ『3人の女』を放送。10歳のおりに父親を失った傷手から自殺未遂を繰り返し、ついに63年2月に2児を残して自殺した。自殺前の数週間に熱に浮かされるように書いた作品は、死後『エアリアル』(1965)に発表され、ロバート・ローウェルは序文でその新鮮な告白的スタイルを絶賛した。[新倉俊一]
『徳永暢三訳『エアリアル』(1971・構造社) ▽皆見昭・小塩トシ子訳『ジョニー・パニックと夢の聖書 シルヴィア・プラス短編集』(1980・弓書房、鷹書房発売) ▽水田宗子訳『鏡の中の錯乱 シルヴィア・プラス詩選』(1981・静地社) ▽徳永暢三訳『双書・20世紀の詩人4 シルヴィア・プラス詩集』(1993・小沢書店) ▽石黒さえ子訳『母への手紙』(1994・鷹書房弓プレス) ▽吉原幸子・皆見昭訳『アメリカ現代詩共同訳詩シリーズ シルヴィア・プラス詩集』(1995・思潮社) ▽長田弘訳『おやすみ、おやすみ 詩人が贈る絵本』(2000・みすず書房) ▽高田宣子訳『湖水を渡って シルヴィア・プラス詩集』(2001・思潮社)』

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (plus)
① (━する) ある数量にさらに別の数量を加えること。また、あるものに他の材料や要素を加えること。また、その記号「+」。
※野の花(1901)〈田山花袋〉八「数学の一プラス一イクヲル二といふやうな訳には」
② 数が零より大きいこと。また、その数。また、それを示す記号「+」。
※笑(1922)〈寺田寅彦〉「仮りに或るものの変位がプラスであれば緊張、マイナスであれば弛緩の状態を表はすとした処で」
③ (━する) 有利であること。利益になること。また、利益として付加されたもの。
※怪貞操(1927)〈北村兼子〉「女の幸福を抹殺して男の幸福にプラスしても」
④ よいこと。肯定的なこと。「プラスイメージ」
⑤ 病気の化学的、細菌学的な診断で、病毒があるという反応。また、その記号。陽性陽性反応
小便小僧(1944)〈上林暁〉「学校でツベルクリンの反応の検格を受けて、プラスであった」
⑥ 陽電気。陽極。また、それを表わす記号。

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世界大百科事典内のプラスの言及

【ヒューズ】より

…ヨークシャー地方に生まれ,ケンブリッジ大学卒業後,空軍に2年間入隊。1956年にアメリカの女流詩人シルビア・プラスと結婚,2児をもうけるが,62年別居,翌年彼女は自殺した。詩集《雨の中の鷹》(1957)でデビュー。…

※「プラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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