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ヘレンキームゼー城 ヘレンキームゼージョウ

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デジタル大辞泉の解説

ヘレンキームゼー‐じょう〔‐ジヤウ〕【ヘレンキームゼー城】

Schloß Herrenchiemsee》ドイツ南部、バイエルン州の町、プリーンにあるバイエルン王ルートウィヒ2世の城。景勝地として知られるキーム湖にあるヘレン島に、1878年から1886年にかけて建造されたが、ルートウィヒ2世の死により、完成には至らなかった。フランスのルイ14世に心酔していたため、ベルサイユ宮殿を模している。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ヘレンキームゼーじょう【ヘレンキームゼー城】

ドイツの最南端、オーストリア国境近くに位置するバイエルン州最大のキーム湖(Chiemsee、キームゼー)の中央部に浮かぶ、面積2.4km2の小島ヘレンインゼル島にある宮殿。この湖はバイエルン州のローゼンハイム(Rosenheim)とオーストリアのザルツブルク(Salzburg)の間にあり、面積は79.9km2で、「バイエルンの海」(Bayerisches Meer)と形容される淡水湖である。ルイ14世を崇拝していたバイエルン王ルートヴィヒ2世は、この島にベルサイユ宮殿に酷似した宮殿の建設を命じ、1878年から建設が進められた。しかし、王が1886年にシュタルンベルク湖畔を散歩中に謎の死を遂げると、王の度重なる宮殿建設で財政が逼迫していた王国はすぐに建設の中止を決めた。宮殿内の70室のうち50室は、今なお未完成である。◇ルートヴィヒ2世はこの城のほか、ノイシュバンシュタイン城など3つの城を建設したが、この3つの城の中でヘレンキームゼー城は最も規模が大きい。同宮殿内の鏡の間などが見どころといわれる。ベルサイユと同形式の古典様式のフランス庭園もある。また、ルートヴィヒ2世博物館や絵画ギャラリーが併設されている。湖畔の小さな町プリーン(Prien am Chiemsee、プリンアムキームゼー)の船着場からヘレンインゼル島行きのボートが運行している。プリーンへはミュンヘン(München)から列車で1時間ほどで、ザルツブルクからも同程度である。

出典|講談社
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