コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ペレコプ地峡 ペレコプちきょうPerekopsky peresheek

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペレコプ地峡
ペレコプちきょう
Perekopsky peresheek

ウクライナ南部,クリミア半島 (クルイム半島) を本土に結びつける地峡。西に黒海のカルキニツキー湾,東にアゾフ海シバシ湖を分ける。最狭部は 8km,最高点 20m。ステップ,半砂漠地帯である。 13世紀には半島を含めてタタール人の領土となり,15世紀,先史時代にさかのぼる堀が再建され,要塞が建てられた。クリミア半島に達する唯一の陸路であったため古くから戦略上の要地として多くの戦争の戦場となった。現在,ハイウェー,鉄道,北クリミア運河がこの地峡を通る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ペレコプちきょう【ペレコプ地峡 Perekopskii peresheek】

ウクライナ南部,クリミア半島と本土を結ぶ地峡。本土側から南東にのび,長さ30km,幅8~23km。これによって黒海とアゾフ海側のシバシ潟が分けられる。本体は砂嘴(さし)の砂,粘土層よりなる。表面はほぼ平たんで,半砂漠かステップの植生が粗く地を覆う。本体である地峡はヘルソン方面からの鉄道,北クリミア運河(ドニエプル川のカホフカ湖からクリミア半島東端のケルチまで,延長402.6km。1971年完成)が通過する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のペレコプ地峡の言及

【クリミア半島】より

…そのほぼ全域がウクライナのクリミア自治共和国に属する。北端は幅わずかに8kmのペレコプ地峡によってつながり,ここを道路と南ウクライナ~北クリミア運河が通じている。東岸はアゾフ海に面し,砂嘴と潟湖が発達する。…

※「ペレコプ地峡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ペレコプ地峡の関連キーワードヘルソン州

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android