ホメオティック遺伝子(読み)ホメオティックいでんし(英語表記)homeotic gene

  • ホメオティックいでんし〔ヰデンシ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

生物が正しく発生,分化していくためのカギとなる遺伝子。たとえば,ショウジョウバエ体節の特徴を支配する遺伝子の突然変異により,ある体節の性質が別の体節の性質に変移するホメオーシスという現象があるが,このように体節の特徴を支配する遺伝子をホメオティック遺伝子という。この遺伝子は 1983年米スタンフォード大の P.ホーグネスにより最初に分離されて以来,ミミズ,カエル,マウス,ヒトなどにも同様の遺伝子が発見され,発生,分化に重要な役割を果していると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版の解説

形態形成をつかさどる遺伝子群.この遺伝子に変異が入ると,たとえばショウジョウバエの触角のかわりに足が生えるという奇妙なことが起こる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

二・二六事件

1936年2月 26~29日,東京で,国家改造を目指す陸軍青年将校が陸軍部隊を率いて反乱,クーデターを試みた事件。 26日早朝の蜂起後,27日東京に戒厳令がしかれたが,28日反乱部隊は「騒擾部隊」とさ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android