ホンソメワケベラ(英語表記)Labroides dimidiatus

世界大百科事典 第2版の解説

スズキ目ベラ科の海産魚(イラスト)。体の前部後部黒褐色と黄色の2色に染め分けられているソメワケベラL.bicolorという近縁種があるが,本種は同じ属でほっそりしているところからホソソメワケベラと名付けられたが,いつのまにか誤ってホンソメワケベラとなってしまった。分布が広く,インド洋~太平洋,紅海とアフリカ東岸から南アフリカまで分布する。日本では千葉県小湊以南に見られる。全長12cmほどの小型種。

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世界大百科事典内のホンソメワケベラの言及

【性比】より

…たとえば,海産のボネリムシBonelliaの幼生は単独では雌に発生するが,雌が存在すると吻(ふん)に付着して雄になる。サンゴ礁魚のホンソメワケベラは1匹の雄と数匹の雌と数匹の未成魚が群れを作っているが,雄がいなくなると優位の雌が性転換して雄になる。線形動物のメリミスの幼生は昆虫に寄生しているが,宿主あたりの卵数が多くなると性比が雄にかたよる。…

※「ホンソメワケベラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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