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ポテンシャル障壁 ポテンシャルしょうへきpotential barrier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポテンシャル障壁
ポテンシャルしょうへき
potential barrier

量子力学で粒子の衝突などを扱う場合にしばしば現れるポテンシャルで,近距離では引力,遠距離では斥力が働くようなもの。このポテンシャルを図示すると,標的粒子の表面付近で一種の障壁の形になるためこの名がある。古典力学では,入射粒子の全エネルギーがポテンシャル障壁の高さより小さければ,この障壁に妨げられて近づけないが,量子力学では,粒子の波動性のためにある確率で障壁を透過できる。これがトンネル効果である。 (→電位障壁 )

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