ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポンド危機」の意味・わかりやすい解説
ポンド危機
ポンドきき
Pound Crisis
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…さらに国際金融の実務のみならず,先進国中央銀行間の政策協調の場として,国際金融の安定化に寄与している。その代表的な例は1960年代から70年代にかけての再三にわたるイギリスのポンド危機に際しての支援措置である。これはバーゼル協定Basel agreementと呼ばれ,主要国中央銀行とBISがイングランド銀行に対してスワップ取決めにより資金供与を行うものである。…
…第1に,戦前は対アメリカ貿易で出超傾向を維持していたスターリング地域が逆に入超を続けることになったため,イギリス本国がみずからの金・ドル準備でこれを補塡(ほてん)せざるをえなくなった。第2に,ポンドの信認低下を象徴するかのように,1946年7月15日(それは〈イギリス・アメリカ金融協定〉の発効日であった)ポンドのドルへの大量逃避が発生し,ついに8月20日ポンドの交換性が停止され,ポンドの落を世界的に印象づけることになった(ポンド危機)。ポンドの将来に対するこうした悪材料は当然ポンド切下げ期待を強める。…
※「ポンド危機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新