精選版 日本国語大辞典「マニラ麻」の解説
マニラ‐あさ【マニラ麻】
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…天然の植物繊維である麻を使った織物。麻の種類や幹,茎,葉など採取する部分の相違によって種類,製法もきわめて多く,性能,用途も異なる。おもなものに亜麻(フラックス。織ったものをリネンと呼ぶ),苧麻(ちよま)(ラミー,カラムシともいう),大麻(ヘンプ),黄麻(ジュート,つなそともいう),マニラ麻,サイザル麻などがある。麻類はそれぞれ相違はあるが,多くは繊維細胞が集まって繊維束を形づくっており,繊維束の繊維素以外に表皮や,木質部,ゴム質,ペクチン質などを含有しているので,より細かく分繊して糸にし織物にするのが良く,ロープ,紐類などは繊維束をそのまま撚り合わせて使用する。…
…フィリピン南部,ミンダナオ島南東部,ダバオ湾西岸に位置する都市。人口100万7000(1995)。20世紀初頭にはダバオ河口の小さな町にすぎなかったが,日本人実業家によるマニラ麻(アバカ)農園開発を契機に急激に発展,1914年にダバオ州の州都となり,36年には政令都市に昇格した。市域面積2211km2の超広域都市で,西方にそびえるアポ,タロモなどの火山山麓の緩斜面までが市域に含まれる。第2次大戦直前の市内在住日本人は1万8000人を数え,おもにタロモ川とシラワン川流域に住んでマニラ麻産業に従事,日本人小学校(15校)から病院(4)までもっていた。…
※「マニラ麻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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