マリーゴールド

デジタル大辞泉 「マリーゴールド」の意味・読み・例文・類語

マリーゴールド(marigold)

キク科タゲテス属の一年草英名。葉はコスモスに似て、夏、黄・橙・暗赤色などの花をつける。メキシコ原産。主に花壇に植えられる。

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精選版 日本国語大辞典 「マリーゴールド」の意味・読み・例文・類語

マリーゴールド

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] marigold )[ 異表記 ] マリゴールド キク科タジェテス属(Tagetes)の英語名。メキシコ原産のフレンチ‐マリーゴールド、メキシカン‐マリーゴールドなど多数の園芸種がある。
    1. [初出の実例]「西洋花壇にはダリヤ、ロベリヤ、マリゴールド、ベコニヤなど」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉八月暦)

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食の医学館 「マリーゴールド」の解説

マリーゴールド

日本ではキンセンカと呼ばれ、お彼岸の仏花としておなじみのマリーゴールド。
 別名をカレンデュラともいい、抗菌、抗炎症、胆汁(たんじゅう)の分泌促進(ぶんぴつそくしん)解熱鎮静、新陳代謝の促進といった作用があります。
 具体的症状としては、不安神経症、消化不良などに有効です。
○外用としての使い方
 煎(せん)じだした液は、湿布に用いれば外傷やいぼの治癒(ちゆ)を早め、また、腟(ちつ)洗浄に使えば、腟感染症に効果があります。
 なお、花壇などでよく見かけるフレンチマリーゴールド別種なので、まちがえないように気をつけてください。
○食品としての使い方
 マリーゴールドはオレンジ色の花や若葉がハーブとして使われ、ハーブティーのほか、スープなどの色付けに利用されています。

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色名がわかる辞典 「マリーゴールド」の解説

マリーゴールド【marigold】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかなみの」としている。一般に、マリーゴールドの花のような明るいオレンジ色のこと。マリーゴールドはキク科タゲテス属植物の総称で、中南米原産。春から秋にかけて黄色やオレンジ色の大きな花を咲かせる。そのなかでオレンジ色の花に注目したのが、この色名。17世紀から知られている。和名山吹色近い

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栄養・生化学辞典 「マリーゴールド」の解説

マリーゴールド

 キキョウ目キク科センジュギク属の一年草で,花の色素を着色料として用いる.

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