デジタル大辞泉 「マントン」の意味・読み・例文・類語 マントン(Menton) フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の観光保養都市。コートダジュールの最東端、イタリア国境に接する。レモンやオリーブ、香水の生産が盛ん。毎年2月に催されるレモン祭が有名。高級ホテルやカジノのほか、ジャン=コクトー美術館がある。イタリア語名マントネ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「マントン」の意味・わかりやすい解説 マントンまんとんMenton フランス南東部、アルプ・マリティーム県の都市。コート・ダジュール最東端の観光・保養都市で、リビエラ海岸(イタリア)のサン・レモまで28キロメートル。イタリア語名マントネMentone。人口2万8812(1999)。1848年までモナコ領、以後サルデーニャの保護下で自由都市を宣言した。1860年フランス領となる。果実、花、オリーブ、香水の集散地。[青木伸好] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マントン」の意味・わかりやすい解説 マントンMenton フランス南東部,アルプマリティム県にある町。ニースの東約 30km,イタリア国境に接し,地中海に面する。 14世紀以来モナコ公グリマルディ家の領地で,1860年にフランス領となった。マルタン岬にそびえる城塞のまわりの旧市街に中世の趣が残されている。コートダジュールの重要な観光地の一つ。保養地,海水浴場として知られる。人口2万 9474 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報