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ミニットマン Minuteman

翻訳|Minuteman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミニットマン
Minuteman

アメリカ合衆国が 1960年代から 1970年初頭にかけて開発配備した主力大陸間弾道ミサイル ICBM。I型,II型,III型がある。特徴は小型,固体燃料(2~3段ロケット),全慣性誘導ミサイルで,破壊力は小さいが,弾着精度の良好なことで,破壊率を補っている。誘導方式 NS-20は,約 1万kmを飛んで,目標 400m以内に 50%が入る精度をもつ。I型は,射程 1万km,全長 16.45m,直径 180cm,発射重量 29.4t,メガトン級の単一核弾頭。1963年実用化,現在は廃棄。II型は,射程 1万1300km,全長 18.2m,直径 183cm,発射重量 31.8t,1~2Mtの単一核弾頭。1966年実用化,第1次戦略兵器削減条約 START I発効後全廃。III型は,射程 1万3000km,全長 18.2m,直径 185cm,発射重量 34.5t,複数独立目標弾頭 MIRV(200kt×3,350kt×3の 2種)。1970年実用化。

ミニットマン
minuteman

アメリカ独立戦争における民兵。最初のミニットマン部隊は,1774年9月にマサチューセッツ州ウースター郡で編成された。それまでの民兵組織からロイヤリスト (王党派) を一掃しようとした独立戦争の指導者たちが,全将校の任を解き,新しい将校のもとで民兵たちを7部隊に再編成した。各部隊の兵士の3分の1は,招集を受けたらただちに軍務につくことになっており,彼らは特にミニットマンと呼ばれた。他の郡もこの制度にならい,10月にはマサチューセッツ議会が,民兵部隊の再編を終えるよう命じた。ミニットマンの力が初めて本格的に試されたのは,1775年4月 19日のレキシントン・コンコードの戦いであった。同年7月 18日,大陸会議は,他の植民地もミニットマン部隊を組織するよう勧告した。メリラーンド,ニューハンプシャーコネティカットなどが,ミニットマン部隊を組織した植民地として知られている。

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百科事典マイペディアの解説

ミニットマン

米空軍の大陸間弾道ミサイル。1962年から配備され,米核戦力の中心をなす,世界最初の固体推進剤戦略ミサイルで,約1000基が米本土の地下基地に常時発射可能の状態で展開されている。
→関連項目多弾頭ミサイルポラリス

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

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