コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミーニュ Migne, Jacques-Paul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミーニュ
Migne, Jacques-Paul

[生]1800.10.25. サンフルール
[没]1875.10.24. パリ
フランスのカトリック司祭,神学書の出版者。 1824年オルレアンで司祭となり,33年パリに出て,36年出版社 Ateliers catholiquesを創立,多くの宗教書を出版。特に『教父全集』 Patrologiae cursus completus (ギリシア部門 161巻,ラテン部門 221巻) は有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ミーニュ【Jacques Paul Migne】

1800‐75
フランスの教父学者。オルレアン地方の出身。司祭になった後,パリに出てジャーナリズムの世界に入り,新聞や膨大な《キリスト教全書》2000巻の発行を企画する。1844‐67年,《ミーニュ教父全集》(ラテン教父221巻,ギリシア教父242巻)を発行,以後より厳密な批判版に場所をゆずりつつあるとはいえ,今日なお神学や教会史の研究にとって不可欠な原典資料である。【稲垣 良典】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミーニュ
みーにゅ
Jacques Paul Migne
(1800―1875)

フランスのカトリックの神学者、教父集編集刊行者。最初オルレアン付近で司祭の職にあったが(1824~33)、パリに出て新聞『世界』L'Univers(1833.11創刊)を発行して7月王政の自由主義に対する弾圧と戦った。彼は商才と学識ある友人に恵まれ、次々に、しかも膨大な教会関係の史料や文献を刊行した。17、18世紀の『聖書注解』25巻(1838~40)、16世紀から19世紀までの『神学論文叢書(そうしょ)』28巻(1839~45)、テルトゥリアヌスからウィーズマンに至る『最重要護教論集』16巻(1842~43)、神学全書52巻(1844~52)などがあり、『ラテン教父集』217巻(1844~55)と『ギリシア教父集』161巻(1857~66)はいまなお珍重されている。[今野國雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ミーニュの関連キーワードフーゴー(サン・ビクトールのフーゴー)ディオニシウス・アレオパギタテルトゥリアヌスサン=モール学派10月25日教父哲学教父文学

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android