コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ムンカーチ(英語表記)Munkácsy, Michael von Lieb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ムンカーチ
Munkácsy, Michael von Lieb

[生]1844.2.8. ムンカーチ
[没]1900.4.30. ボン近郊エンデニヒ
ハンガリーの画家。通称 Mihály。ブダペスト,ウィーン,ミュンヘン,パリ,ジュッセルドルフのアカデミーで修業。 1872年以後パリに定住。準写実的,準アカデミックな作風で,フランス的写実主義とは異なる力感にあふれた風俗画,風景画,肖像画,宗教画を描き,19世紀ハンガリーの代表的画家となった。主要作品は『失楽園を口述する盲目のミルトン』 (1878,ニューヨーク公立図書館) ,『大酒飲み』 (78,ブダペスト美術館) ,『ピラトの前のキリスト』 (81) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ムンカーチ【Mihály Munkácsy】

1844‐1900
ハンガリーの画家。ムンカーチ(現,ウクライナ領のムンカーチェボMunkachevo)に生まれ,ボン郊外エンデニヒEndenichの精神病院で没。貧しい少年時代の後,1863年よりブダペスト,ウィーン,ミュンヘン,そして68年よりデュッセルドルフで,クールベの影響下のドイツの写実主義を学ぶ。70年《死刑囚監房》でパリのサロンの金賞をとって一躍有名となり,72年よりパリに定住。やがて印象派の影響を受けはじめ,即興的な作品が70年代後半にみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報