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ムーベリ

百科事典マイペディアの解説

ムーベリ

スウェーデンの作家屯田兵一家の物語《ラスケン家の人々》,《クニュート・トゥーリング》三部作などの小説のほか,貧農一家の米国への移住を描いた《海外移民》以下の四部作は,文化史的にも貴重。

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世界大百科事典 第2版の解説

ムーベリ【Vilhelm Moberg】

1898‐1973
スウェーデンの作家。屯田兵の子として生まれ,学歴というほどのものはないままに新聞記者生活を経て,《ラスケン家の人々――ある兵士一家の物語》(1927)で文壇入りをする。貧しい農民一家のアメリカ移住を扱った《海外移民》(1949)以下の四部作は,移民文学の作家として彼の名を人々の記憶にとどめた。第2次大戦中は《夜の早馬》(1941)でナチスを風刺し,《折れた銃を持つ兵士》(1944)で自国の中立政策を批判した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ムーベリ
むーべり
Carl Artur Vilhelm Moberg
(1898―1973)

スウェーデンの作家。屯田兵の子として生まれる。さしたる学歴もなく新聞記者を経て、処女作『ラスケン家の人々――ある兵士一家の物語』(1927)で文壇に認められ、作家活動に入る。貧しい農民一家のアメリカ移住を描く四部作『海外移民』(1949)、『入植民』(1952)、『新開拓者』(1956)、『スウェーデンへの最後の手紙』(1959)の作者として知られる。この大作は多くの読者を得、映画化された。第二次世界大戦中は『夜の早馬』(1941)でナチスを風刺し、『折れた銃を持つ兵士』(1944)で自国の中立政策を批判した。多作の国民的作家。[田中三千夫]

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