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モズヒタキ

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世界大百科事典 第2版の解説

モズヒタキ

スズメ目ヒタキ科モズヒタキ亜科Pachycephalinaeの鳥の総称。鳴声が笛声なので,英語ではwhistler,bellbirdなどの名がある。また丸く大きな頭をもつのでthickhead,種によってはモズに似たくちばしをもつものもあるのでshrike‐thrushとも呼ばれる。和名のモズヒタキはこの英名の訳である。全長14~35cm。モズヒタキ亜科には約50種があり,インド東部からオーストラリアおよび南太平洋諸島まで分布する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モズヒタキ
もずひたき / 百舌鶲
whistler

鳥綱スズメ目ヒタキ科モズヒタキ亜科に属する鳥の総称。この亜科Pachycephalinaeの仲間は、マレー半島フィリピンニューギニア島、オーストラリア、南太平洋諸島に分布し、10属46種がある。丸い大きな頭と鉤(かぎ)状に曲がった嘴(くちばし)をもつ種が多く、美しい大きな声でさえずる。キバラモズビタキPachycephala pectoralisは、全長約18センチメートル、雌は全身が灰褐色で胸に黄色みがあるじみな姿であるが、雄は頸(くび)から下面が鮮黄色、頭部は黒く、翼と尾は灰黒色、のどは白く、胸に黒い横帯がある。マレー半島からオーストラリア、フィジー諸島に分布し、口笛に似た大きな声で鳴く。オーストラリアのカンムリベルヒタキOreoica gutturalisは、チョウやガの幼虫を嘴で強く挟み、神経を麻痺(まひ)させた状態で巣の中に置いておく習性があることで知られる。ほかの種もおもに昆虫を食べ、樹上に皿形の巣をかけ、2~4卵を産む。[竹下信雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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