コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤークーブ・ベク Ya‘qūb Beg

1件 の用語解説(ヤークーブ・ベクの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ヤークーブ・ベク【Ya‘qūb Beg】

1820ころ‐77
東トルキスタン(新疆)の支配者。ホーカンド・ハーン国の生れ。1865年初頭,カシュガルホジャ家(ホジャ家)の末裔ブズルグ・ハーンの副官として,清朝支配に対する反乱の渦中にあった新疆に侵入。さらにブズルグを追放して,ホーカンドからの亡命者を主軸とするイスラム教政権を樹立し,イリ(伊犂)地方を除く新疆のほぼ全域を支配した。またロシアイギリス通商条約を結び,オスマン帝国の宗主権を認めて,国際的承認を求めたが,清将劉錦棠麾下(きか)の再征服軍を目前にして,新疆東部のコルラで,おそらくは卒中のために死亡。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のヤークーブ・ベクの言及

【回教徒蜂起】より

…この陝甘の反乱は新疆に波及し,当地の中国人イスラム教徒(東干つまりドゥンガン)は64年にウルムチで乱を起こした。ウイグル人ヤークーブ・ベクは,65年に清朝軍を撃ってカシュガルに進入し,ドゥンガンをも圧して西部4城にイスラム政権を樹立し,ロシアはこの機に乗じてイリを占領した。ドゥンガンの反乱は77年(光緒3)までに左宗棠により討滅され,新疆はその後清朝の植民地統治を受けた。…

※「ヤークーブ・ベク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ヤークーブ・ベクの関連キーワードウズベク族中央アジアトルキスタン東パキスタン「東トルキスタン共和国」回疆セキスタント電気スタンドウイグル族ウイグル族と独立運動

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone