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ヨーロッパクサリヘビ Vipera berus; adder; northern European viper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨーロッパクサリヘビ
Vipera berus; adder; northern European viper

トカゲ目クサリヘビ科。体長は雄で 60cm,雌では 85cmに達する。体色には変異が多いが,多くは灰褐色ないし黄褐色で,背面の正中線上に黒色または暗褐色のジグザグの縦条がある。頭部は三角状で特に大きいわけではないが,頸部とはっきり区別される。ヨーロッパからサハリンまでのユーラシア大陸北部に広く分布し,北限はほとんど北極圏に達する。林縁部や湿地の周辺などを好み,ネズミなどの小哺乳類,トカゲ,カエルなどを捕食する。卵胎生で,一腹に5~18匹の子ヘビを産む。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヨーロッパクサリヘビ【European viper】

クサリヘビ科クサリヘビ亜科の代表的な毒ヘビ。ヨーロッパ北・中部からシベリアを経てサハリンまで広く分布し,スカンジナビア半島では北極圏付近まで達している。全長50~60cm,最大90cmほどの小型で,雌は雄よりも大きくなる。頭部は長三角形でそれほど大きくなく,瞳孔は縦長で眼前にはピット器官を欠く。体背面は灰色から灰褐色で正中線上を黒色のジグザグ模様が走るが,イベリア半島北部産のものでは褐色の太い線模様となる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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