ライム病(読み)ライムビョウ(その他表記)Lyme disease

翻訳|Lyme disease

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライム病」の意味・わかりやすい解説

ライム病
ライムびょう
Lyme disease

ボレリア・ブルグドルフェリイというスピロヘータが起す感染症で,アメリカのコネチカット州ライムで最初に流行したため,この名がついた。野山に生息するマダニ類が媒介する。感染したマダニに咬まれると,数日後に咬まれたところに環状の紅班ができ,次第に大きくなる。症状は頭痛寒気,発熱,倦怠感リンパ節の腫れ,髄膜炎などで,数ヵ月後には関節症状も出る。 1989年には北海道の自衛隊員約 40人が集団感染し,話題になった。治療法としては抗生物質のテトラサイクリンが投与される。

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