lepidolite
トリリチオ雲母-ポリリチオ雲母系雲母の系列名で,独立した鉱物種ではない。以前から考えられてきた化学組成は,K(Li, Al)3(Si, Al)4O10(F, OH)2 Liを含む3八面体型雲母。ポリタイプ1M, 2M1, 2M2, 3T, 12Oが知られている。1Mは単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a0.5212nm, b0.9005, c1.0129, β100.5°, 単位格子中2分子含む。2M2は単斜晶系,空間群C2/c, 格子定数a0.9016nm, b0.5206, c2.0292, β99.7°, 単位格子中4分子含む。3Tは三方晶系,空間群P312, 格子定数a0.5203nm, c2.9771, 単位格子中3分子含む。桃~紫色,無色・白色など,卓状・擬六方・六方柱状結晶。劈開{100}完全,硬度2.5~3,比重2.8~3.3(測定値)。2V(-)0°~58°, 屈折率α1.525~1.548, β1.551~1.585, γ1.554~1.587。花崗岩質ペグマタイトにリチア電気石などのLi鉱物と共生。ギリシア語のlepidos(鱗状)にちなむ。
執筆者:端山 好和・上原 誠一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
→鱗雲母
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