イギリスの整形外科医リットルWilliam John Little(1810―94)が1855年に初めて報告した脳性麻痺(まひ)の一種。受胎から生後四週以内(新生児期)までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく上肢と下肢の強直性麻痺をいい、とくに両下肢の強直が著明で、重症の場合は能動的にも受動的にも運動が困難であるが、軽症では歩き始めて気がつくことがある。起立時に大腿(だいたい)(ふともも)が内転して両足が膝(しつ)部で交差するのが特徴で、腱(けん)反射は著明に亢進(こうしん)する。なお、精神能力は正常であることが多い。
[山口規容子]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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