ルイス-ラングミュアの原子価理論(読み)ルイスラングミュアノゲンシカリロン

化学辞典 第2版 の解説

ルイス-ラングミュアの原子価理論
ルイスラングミュアノゲンシカリロン
Lewis-Langmuir theory of valence

化学結合を説明するために,1910年代に提出された理論希ガス最外殻電子数が(ns)2 (np)6であることから,G.N. Lewis(ルイス)は安定化合物では原子をとりまく最外殻には8個の電子が配置されるとするオクテット説を提出したが,I. Langmuir(ラングミュア)はこの考えをさらに発展させ,たとえば F2,O2 では電子配置を次のように表し,中央の電子は共有されていると考えた.

イオン化合物も含めて多くの化合物でこの考え方は成立しているので,定性的な議論をするときは現在でも有用である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む