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ルワンダ王国 ルワンダおうこく

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百科事典マイペディアの解説

ルワンダ王国【ルワンダおうこく】

東アフリカ内陸部,現在のルワンダにあった王国。牧畜民のツチ族が先住農耕民のフツ族とピグミー系のトワ族を征服して建国した。ブルンジ王国に比べ王権が強大でツチ,フツの階層関係もはっきりしていた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルワンダおうこく【ルワンダ王国】

東アフリカの内陸,現在のルワンダ共和国の地にあった王国。15世紀ころ,北方から移住してきた長身の牧畜民ツチ族の指導者ブウィンバが,先住の農耕民フツ族Hutuと狩猟民トワ族(ピグミー)を支配して建国したといわれる。神話では,王は天上神イマナの直系とされ,王は神王としての権威を与えられていた。王国は16,17世紀に拡大を続け,19世紀後半にはキゲル・ルワグギリ王の下で強大な軍事国家となった。1890年名目的にドイツ領とされ,第1次大戦後は国際連盟委任統治領としてベルギーの支配下に入ったが,王国としての独立は維持していた。

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世界大百科事典内のルワンダ王国の言及

【アフリカ】より

…ブニョロ,アンコーレ,ブガンダ(いずれも現,ウガンダ),ルアンダ(現,ルワンダ)等,大部分19世紀のヨーロッパによる植民地支配まで存続した国家群は,キタラ帝国の後裔であるといわれる。ルワンダ王国では,ナイル系牧畜民(トゥツィ)がバントゥー系農耕民(フトゥ)を支配し,農耕民はさらにピグミー系の住民(ブワ)を従属させているという階層構造が,はっきりと認められる。 西アフリカ内陸のサバンナ地帯では,騎馬の戦士集団が農耕民を支配して形成した一群の国家がある。…

【王】より

…しかしタブーには別の意味もある。ルワンダ王国(現,ルワンダ)の王には〈ひざを曲げてはならぬ〉タブーがある。それは〈国がなえる〉ことを意味するからである。…

【ルワンダ】より

…フツ族もツチ族も,言語的にはバントゥー諸語に属するルワンダ語を話すが,両者は形質的には異なり,ツチ族のほうが長身で肌の色も明るい。ツチ族は15世紀ころ北方から牛を伴ってこの地に侵入し,多数派で先住のフツ族を封建的な主従関係によって支配し,強力な階層制に基づくルワンダ王国を形成した。ルワンダ王国の支配構造は植民地支配のもとでも存続したが,多数派のフツ族の政治的覚醒により両者の部族対立は激化し,独立前後には大規模な衝突,虐殺事件も起きた。…

※「ルワンダ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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