ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
レオンチウス[ビザンチン]
Leontius of Byzantium
[没]545頃.コンスタンチノープル
ビザンチンの神学者。ヒエロソリミタノス,あるいはキリスト教神学にアリストテレス哲学を導入し中世スコラ哲学の先駆をなしたのでスコラスチクスとも呼ばれる。その生涯はおもにキリスト単性説の論駁に捧げられ,アンチオキアのセベルスやネストリウス派を論駁した。主著"Libri III contra Nestorianos et Eutychianos" "Solutio argumentorum Severi"。
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