レフレックスカメラ(読み)れふれつくすかめら,れふれっくすかめら

精選版 日本国語大辞典 「レフレックスカメラ」の意味・読み・例文・類語

レフレックス‐カメラ

〘名〙 (reflex camera) レンズに入射する光線反射鏡ピントグラス結像させ、ピント構図を決める方式カメラ一眼レフ二眼レフとの二種類がある。レフ
香港にて(1958)〈堀田善衛〉「近接撮影用のレフレックス・カメラ」

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デジタル大辞泉 「レフレックスカメラ」の意味・読み・例文・類語

レフレックス‐カメラ(reflex camera)

レンズに入る光を鏡で反射してピントグラス上に像を結ばせ、それを見てピントを合わせる方式のカメラ。レンズの数により一眼レフと二眼レフとがある。レフ。

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カメラマン写真用語辞典 「レフレックスカメラ」の解説

レフレックスカメラ

 ミラーを使って、レンズを通った光を上方に反射して、被写体を見る形式のカメラ。一眼レフと二眼レフがある。なお、ミラーの角度は正確に45度になっているのが普通だが、わざと少し角度を変え、そのぶんスクリーンの角度も変えて、カメラの高さを低くしている一眼レフもある。

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世界大百科事典(旧版)内のレフレックスカメラの言及

【カメラ】より

…29年にはドイツのフランケ・ウント・ハイデッケ社からロールフィルムを用いて近代化された二眼レフが発売され,新しい中判カメラの基礎を築いた。同じく29年にドイツのツァイス・イコン社から発売された6cm×9cmのロールフィルムカメラは,ボタンを押すとスプリング仕掛けで前ぶたが開き,蛇腹が飛び出して直ちに撮影可能状態になるもので,これより20年近く続くスプリングカメラの嚆矢(こうし)となり,さらに33年ドイツのシュテーンベルゲン社(通称イハゲー社)から発売されたエキザクタは,古い歴史のあるレフレックスカメラを35ミリフィルムを用いて実現し,今日の35ミリ一眼レフの始祖となった。35ミリフィルムを用いながらシャッターをレンズ内部(のちにはレンズ直後の場合も生ずる)に取り付けた,いわゆる35ミリレンズシャッターカメラは第2次世界大戦後に全盛期をむかえ,以前からあった二眼レフカメラをほとんど駆逐してしまった。…

※「レフレックスカメラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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