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レプシウス レプシウスLepsius, Karl Richard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レプシウス
Lepsius, Karl Richard

[生]1810.12.23. ナウムブルクアンデルザーレ
[没]1884.7.10. ベルリン
ドイツのエジプト学者。近代考古学確立者の一人。 1842年からプロシア王フリードリヒ・ウィルヘルム4世の後援のもとにエジプト探検に参加,ナイル川流域の古代遺跡を歴訪して,碑文など多数の貴重な資料を持帰り,遺物のカタログや古代エジプトの年代表を作成,エジプト古文書学に新しい局面を開いた。主著『言語研究の手段としての古文書学』 Palägraphie als Mittel der Sprachforschung (1834) ,『エジプトとエチオピアの記念物』 Denkmäler aus Ägypten und Äthiopien (12巻,49~59) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レプシウス
れぷしうす
Karl Richard Lepsius
(1810―1884)

プロイセンのエジプト学者。1842年から45年にかけて、時の皇帝フリードリヒ・ウィルヘルム4世の援助を受け、エジプトおよびヌビア地方を調査した。この遠征では多数の遺物の収集、碑文の筆写と調査が行われ、その報告書は『エジプトおよびエチオピアの遺物』という12巻に及ぶ図版集として、49年以降10年にわたり出版された。これは、ナポレオンのエジプト遠征の成果を集大成した『エジプト誌』(1849)と並ぶ貴重な資料である。ベルリン大学教授、ベルリン王立図書館長を務め、ドイツにおける近代エジプト学の発展に貢献し、その基盤を築いた。[吉村作治]

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