レーキ顔料(読み)レーキガンリョウ

百科事典マイペディアの解説

レーキ顔料【レーキがんりょう】

有機顔料の一種。レーキlakeとは不溶性にすること。オーラミンマラカイトグリーンなどの水溶性染料を不溶性としたもの。塩化バリウム,タンニン酸,モリブデン酸などを作用させて不溶性のバリウム塩,重金属錯塩,複塩などをつくる。装飾用塗装,印刷インキ,絵具などに利用。
→関連項目硫酸アルミニウム

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世界大百科事典 第2版の解説

レーキがんりょう【レーキ顔料 lake color】

水に可溶性の染料をなんらかの方法で不溶性とし有機顔料としたもの。不溶性にする操作をレーキ化という。レーキ化は一般にはかなり広く解釈されている。レーキ顔料の種類には,(1)スルホン酸基,カルボン酸基をもつ水に可溶性の酸性染料型の染料のナトリウムNa塩をカルシウムCa塩,バリウムBa塩,ストロンチウムSr塩,マンガンMn塩などとして不溶性としたもの(アゾレーキ類),(2)重金属錯塩として不溶化したもの(金属錯塩顔料。

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