ロライマ山(読み)ロライマサン

デジタル大辞泉 「ロライマ山」の意味・読み・例文・類語

ロライマ‐さん【ロライマ山】

Monte Roraima南アメリカギアナ高地にある山。ベネズエラガイアナブラジル三国国境に位置する。標高約2800メートル。テーブル状の山容で、1000メートル近い高さの断崖周囲を囲まれる。ベネズエラ側はカナイマ国立公園指定ホライマ山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロライマ山」の意味・わかりやすい解説

ロライマ山
ろらいまさん
Monte Roraima

南アメリカ北部、ギアナ高地のパカライマ山脈中にある山。ブラジル、ベネズエラ、ガイアナの三国の国境に位置する。標高約2800メートル(2772メートル、2810メートル、2875メートルなどの測定値があり未確定)。1962年にネブリナ山(3014メートル)が発見されるまではギアナ高地の最高峰とみられていた。山頂部は先カンブリア時代の硬い砂岩、珪岩(けいがん)、礫岩(れきがん)などの水平層よりなり、テーブル状の山容を呈する。

[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android