コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ワウテルス(英語表記)Rik Wouters

世界大百科事典 第2版の解説

ワウテルス【Rik Wouters】

1882‐1916
ベルギーの画家,彫刻家メヘレンに生まれ,同地ブリュッセルアカデミーで彫刻を学び,1908年から,初期の印象派的なアンソールに影響された様式で絵画も手がける。12年にパリを訪れ,筆触で対象を構築するセザンヌ画風から多くを学んだ。第1次大戦に動員され,アムステルダムで病死。透明で鮮やかな色彩を大胆に取り合わせて親密な環境の中の人物像に生きる喜びを表現する作風を見せ,いわゆる〈ブラバント・フォービスム〉の第一人者となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のワウテルスの言及

【ベルギー】より

… 20世紀の主たる美術動向は,キュビスムを別として,ベルギーでも順次その展開をたどりうる。フォービスムは彫刻家でもあったワウテルスに,たくましく構築的なベルギー版表現主義は第2次〈ラーテム派Latemse school〉と呼ばれるペルメーケConstant Permeke(1886‐1952)らの画家に代表される。一方,彼らに先立って,20世紀初頭ヘント近郊の小村シント・マルテンス・ラーテムSint‐Martens‐Latemに住みついた画家デ・サーデレールValerius de Saedeleer(1867‐1941)らの第1次〈ラーテム派〉は,自然と自国の伝統を糧として現実の中の神秘を描こうとした。…

※「ワウテルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android