山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヴァーグナー」の解説
ヴァーグナー
Richard Wagner
1813~83
ドイツの歌劇作曲家。パリ放浪時代(1839年~)に続くドレスデン宮廷指揮者時代(43年~)の『タンホイザー』『ローエングリン』,三月革命への参加後スイス亡命時代(49年~)の『トリスタン』などの作品を生んだ後,1864年バイエルン国王の賓客となる。作曲家リストの娘コージマと結婚,72年バイロイトに移り自作上演のための劇場を建設,76年『ニーベルングの指輪』を初演。総合芸術としての「楽劇」を完成した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報