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ヴィース教会 ヴィースきょうかい

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ヴィースきょうかい【ヴィース教会】

ドイツ南部、バイエルン州の南部、オーストリア国境に近いフュッセン(Füssen)近郊にあるキリスト教教会。ミュンヘン(München)南西約70km、アルプスの麓の牧場の中に建っている。「ロマンチック街道」と呼ばれるドイツアルプス街道の観光スポットの一つで、「ヴィースの巡礼教会」として世界遺産に登録されている。外見は何の変哲もない教会だが、内部は贅を尽くしたロココ調の装飾に彩られている。特にその天井画は「天から降ってきた宝石」とも讃えられている。この教会は、1745~1754年にかけてドミニコ会洗礼者聖ヨハネ会の修道士のヨハン・バプティストとドミニクス・ツィンマーマンによって建てられた。1738年に、修道士が彫った「鞭打たれるキリスト」の木像をもらいうけたある農家の夫人は、この木像が涙を流したことに驚き、教会に報告した。教会は奇跡を認定しなかったが、この噂が「ヴィースの涙の奇跡」として広まり、その農家に数多くの巡礼者が集まるようになった。あまりにも巡礼者が増えたことから、シュタインガーデン修道院が先頭に立って設立したのがこの教会である。近くには、オーバーアマガウ(Oberammergau)の村や、バイエルン王国ルートヴィヒ2世ゆかりのイノーシュヴァーンスタイン城やリンダーホーフ城がある。

出典|講談社
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世界遺産情報の解説

ヴィース教会

ロココ建築の最高傑作とされるヴィース教会。オーバーアマガウ郊外の牧場にぽつんと建っており、「牧場の奇蹟」ともいわれています。1730年に地元の農夫が持っていたキリスト像が涙を流したというエピソードがヴィース教会のはじまり。そのキリスト像を一目見ようと人が集まり、小さな礼拝堂が建てられました。やがて噂はヨーロッパ中に広がり、多くの人が訪れるようになって、より大きな教会が建てられました。大理石の彫刻や天井のフレスコ画の壮麗さに圧倒されることでしょう。

出典|KNT近畿日本ツーリスト(株)
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