デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一井倭文子」の解説 一井倭文子 いちのい-しずこ 1785-1851 江戸時代後期の歌人。天明5年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の人。享和元年但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩士仙石久長の子久朝を婿養子にむかえる。夫の没後,上賀茂神社の祠官で歌人の賀茂季鷹(かもの-すえたか)に入門。大田垣蓮月と親交があった。嘉永(かえい)4年4月17日死去。67歳。幼名は柳。名は静子。家集に「藻しほぐさ」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例