一龍斎貞丈(読み)イチリュウサイ テイジョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「一龍斎貞丈」の解説

一龍斎 貞丈(6代目)
イチリュウサイ テイジョウ


職業
講談師

肩書
講談協会会長

資格
社交ダンス教師

本名
柳下 基一(ヤギシタ キイチ)

別名
前名=一龍斎 貞花(4代目)

生年月日
昭和3年 9月2日

出生地
神奈川県 横浜市

学歴
法政大学商学部卒

経歴
父は5代目一龍斎貞丈で、父に師事して講談の道に入り、貞花を名乗る。昭和32年真打ち。44年6代目貞丈を襲名。NHKラジオの連続放送劇「白面公子」などで歯切れのよい語り口が人気となる。「赤穂義士伝」「寛永三馬術」「伊賀の水芸」などを得意とし、明治物、実業家の一代記、芝居仕立ての立体講談も手がけた。45年から東京・御徒町の吉池寄席で6代目貞丈の会を開催。62年芸歴40周年を記念してカセットテープ「6代目貞丈講談選」(全6巻 テイチク)を発売した。のち講談協会副会長、会長を歴任著書に「貞丈のお笑い芸界銘々伝」がある。

所属団体
講談協会,落語協会

没年月日
平成15年 10月1日 (2003年)

家族
父=一竜斎 貞丈(5代目)

伝記
貞丈のお笑い芸界銘々伝 一龍斎 貞丈 著(発行元 日本デザインクリエーターズカンパニー ’90発行)


一龍斎 貞丈(5代目)
イチリュウサイ テイジョウ


職業
講談師

本名
柳下 政雄

別名
前名=昇龍斎 貞一

生年月日
明治39年 8月13日

出生地
三重県

学歴
早稲田実〔大正15年〕卒

経歴
新作、旧作とりまぜて昭和初期の講談師として人気があった。特に新作の「金色夜叉」「後藤新平」など得意の出し物だった。戦後、衰退一路の講談を、上野本牧亭に拠って守り通した。子の一龍斎貞花が6代目を継いだ。

受賞
勲四等瑞宝章〔昭和43年〕

没年月日
昭和43年 7月27日 (1968年)

家族
息子=一龍斎 貞丈(6代目)

伝記
貞丈のお笑い芸界銘々伝 一龍斎 貞丈 著(発行元 日本デザインクリエーターズカンパニー ’90発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「一龍斎貞丈」の解説

一龍斎 貞丈(6代目)
イチリュウサイ テイジョウ

昭和・平成期の講談師 元・講談協会会長。



生年
昭和3(1928)年9月2日

没年
平成15(2003)年10月1日

出生地
神奈川県横浜市

本名
柳下 基一(ヤギシタ キイチ)

別名
前名=一龍斎 貞花(4代目)

学歴〔年〕
法政大学商学部卒

経歴
父は5代目一龍斎貞丈で、父に師事して講談の道に入り、貞花を名のる。昭和32年真打ち。44年6代目貞丈を襲名。NHKラジオの連続放送劇「白面公子」などで歯切れのよい語り口が人気となる。「赤穂義士伝」「寛永三馬術」「伊賀の水芸」などを得意とし、明治物、実業家の一代記、芝居仕立ての立体講談も手がけた。45年から東京・御徒町の吉池寄席で六代目貞丈の会を開催。62年芸歴40周年を記念してカセットテープ「6代目貞丈講談選」(全6巻 テイチク)を発売した。のち講談協会副会長、会長を歴任。著書に「貞丈のお笑い芸界銘々伝」がある。


一龍斎 貞丈(5代目)
イチリュウサイ テイジョウ

昭和期の講談師



生年
明治39(1906)年8月13日

没年
昭和43(1968)年7月27日

出生地
三重県

本名
柳下 政雄

別名
前名=昇龍斎 貞一

学歴〔年〕
早稲田実業〔大正15年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲四等瑞宝章〔昭和43年〕

経歴
新作、旧作とりまぜて昭和初期の講談師として人気があった。特に新作の「金色夜叉」「後藤新平」など得意のだし物だった。戦後、衰退一路の講談を、上野の本牧亭に拠って守り通した。子の一龍斎貞花が6代目を継いだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「一龍斎貞丈」の解説

一龍斎 貞丈(5代目) (いちりゅうさい ていじょう)

生年月日:1906年8月13日
昭和時代の講談師
1968年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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