七座(読み)シチザ

精選版 日本国語大辞典 「七座」の意味・読み・例文・類語

しち‐ざ【七座】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「ざ」は祭神仏像などを数えるときに添える接尾語 ) 七つの座。七つの神体。七つの仏像。また、七つの神社仏閣
  3. ( 「ざ」は中世の商工業者の組合のこと ) 鎌倉・室町時代に、各地の市場に設けられた代表的な七つの座。絹の座・炭の座・米の座・檜物(ひもの)座・千朶積(せんだつみ)座・相物(あいもの)座・馬商(ばしょう)座の七つの座。一説に、魚・米・器・塩・刀・衣・薬の各専売店のことともいう。〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕
    1. [初出の実例]「松原大明神の宮のまへ通町ほとは毎日市立て七座の棚をかまへ」(出典:北条五代記(1641)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む