七社八幡宮(読み)しちしやはちまんぐう

日本歴史地名大系 「七社八幡宮」の解説

七社八幡宮
しちしやはちまんぐう

[現在地名]建部町建部上

建部上たけべかみの北西部、山裾旭川に迫る辺りにあり、対岸間近に福渡ふくわたりを望む。旧村社。祭神は応神天皇ほか六柱。正中二年(一三二五)建部郷の総氏神として勧請されたと伝える。往古より建部郷七社(田地子の現多自枯鴨神社・桜の現佐久良神社・市場の現真名井神社・中田の現天神宮・富沢の現富沢神社・宮地の現宮地神社・久具の現天神宮)立会祭が行われ、旧暦九月一五日(現在は一〇月一五日)に七社の神輿が神幸する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android