三ッ島(読み)みつじま

日本歴史地名大系 「三ッ島」の解説

三ッ島
みつじま

佐敷さしき川河口から約四キロ沖合に三角形に並ぶ三つの小島総称北東からたけ島・(松島)おきの島(野島)と称し、最も大きい木島で周囲約七〇〇メートル。竹島・木島は芦北町に属し、沖の島は津奈木つなぎ町に属する。三ッ島の名称から「万葉集」巻三の「葦北野坂の浦ゆ船出して水島に行かむ浪立つなゆめ」の水島に比定されたことがある(国誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「三ッ島」の解説

三ツ島〔熊本県〕

熊本県葦北郡芦北町、野坂の浦の沖合い、佐敷港の西方約2kmに位置する3つの無人島の総称。東から順に、竹島、木島、沖の島。うち沖の島は葦北郡津奈木町に属し、あとの2島は同芦北町に属する。

三ツ島〔長崎県〕

長崎県対馬市、対馬島の北に位置する無人島群。北ノ手島・高ノ島・大島の3島からなる。最大の島である大島には、明治期に設置された三ツ島灯台がある。

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