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三修 さんしゅう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三修 さんしゅう

829-899 平安時代前期の僧。
天長6年生まれ。法相(ほっそう)宗,真言宗。明詮(みょうせん)に法相と唯識(ゆいしき)などを,宗叡(しゅえい)に真言密教をまなぶ。近江(おうみ)(滋賀県)の伊吹(いぶき)山中の護国寺にはいる。同寺の定額(じょうがく)寺指定につとめ,元慶(がんぎょう)2年許可された。昌泰(しょうたい)2年(一説に3年)5月12日死去。71歳。俗姓は菅野。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

三修

没年:昌泰2.5.12(899.6.23)
生年:天長6(829)
平安前期の法相宗,真言宗の僧。「さんじゅ」ともいう。一説に昌泰3(900)年5月13日死去。京都の人。俗姓は菅野氏。出家ののち名山を遍歴し,仁寿年間(851~854)に比叡山などとともに七高山のひとつに数えられる近江国伊吹山(滋賀県坂田郡)の護国寺に入り,元慶2(878)年に同寺を定額寺とした。また伊吹山に長尾,弥高,太平の3寺を創建したと伝えられる。東大寺に属したが,宗叡に従って真言宗を兼学し,東寺供僧を勤めた。寛平6(894)年に維摩会(奈良興福寺の法会)講師となり,翌年に三会已講(維摩会,最勝会,御斎会の講師を勤めた者)の労によって権律師に任ぜられた。

(岡野浩二)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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