三善康連(読み)みよし やすつら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三善康連」の解説

三善康連 みよし-やすつら

1193-1256 鎌倉時代の幕府官僚。
建久4年生まれ。三善康信の子。父より備後(びんご)(広島県)太田荘地頭職をうけつぎ,以後子孫は太田氏を称した。嘉禄(かろく)元年(1225)初代の幕府評定衆となり,「御成敗式目」を起草。寛元4年失脚した三善(町野)康持にかわって問注所執事を兼任した。民部大夫。建長8年10月3日死去。64歳。

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旺文社日本史事典 三訂版 「三善康連」の解説

三善康連
みよしやすつら

1192〜1256
鎌倉中期の政治家
康信の子。評定衆・問注所執事などをつとめ,御成敗式目の起草にあたった。

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