デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三国幽眠」の解説 三国幽眠 みくに-ゆうみん 1810-1896 江戸後期-明治時代の儒者。文化7年10月1日生まれ。家は越前(えちぜん)(福井県)三国の豪商。京都で鷹司(たかつかさ)家の侍講となり,梁川星巌(やながわ-せいがん)ら尊攘(そんじょう)派とまじわる。安政の大獄で追放処分をうけ,維新後は教部省権(ごんの)大講義。明治29年5月31日死去。87歳。名は直準。字(あざな)は士縄。通称は大学。別号に鷹巣,碌々山人。著作に「孝経傍訓」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例