精選版 日本国語大辞典 「三波石」の意味・読み・例文・類語
さんば‐せき【三波石】
- 〘 名詞 〙 「ちちぶあおいし(秩父青石)」の異称。
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…中心集落の鬼石は,神流川上流の山地を後背地とする市場町として発達した谷口集落である。庭石として珍重される三波(さんば)石を産し,石材業,造園業が盛ん。1967年に神流川に下久保ダムがつくられてから三波石の採取量が減り,全国から原石を集め,加工・販売するようになった。…
…日本には領家変成帯などに緑色片岩相の片岩が,三波川(さんばがわ)変成帯などにランセン石片岩相の片岩が広く分布している。三波川変成帯に分布する片岩は三波石とよばれ,建築装飾材として利用されている。【鳥海 光弘】。…
※「三波石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...