三洋化成工業(読み)さんようかせいこうぎょう(英語表記)SANYO CHEMICAL INDUSTRIES, LTD.

共同通信ニュース用語解説 「三洋化成工業」の解説

三洋化成工業

本社京都市。1949年に柔軟剤原料を扱う三洋油脂工業として創業した。洗剤の原料である界面活性剤や、紙おむつに使用される高吸水性樹脂強みを持つ。近年は電池事業にも力を入れる。2020年3月末時点の連結従業員数は約2千人。20年3月期連結決算の売上高は1555億円、純利益は76億円。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「三洋化成工業」の解説

三洋化成工業

正式社名「三洋化成工業株式会社」。英文社名「SANYO CHEMICAL INDUSTRIES, LTD.」。化学工業。昭和24年(1949)「三洋油脂工業株式会社」設立。同38年(1963)現在の社名に変更。本社は京都市東山区一橋野本町。界面活性剤・高級水性樹脂など機能化学品を製造。ウレタン関連製品・親油系高分子薬剤なども手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード4471。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三洋化成工業」の意味・わかりやすい解説

三洋化成工業
さんようかせいこうぎょう

特殊化学品の大手メーカー。1949年に三洋油脂工業として設立し,1963年に現社名に変更。界面活性剤,ウレタン関連製品,高吸水性樹脂を主力とする。バイオ,医療,新素材等の分野に力を入れ,モノクローナル抗体を使った酵素免疫測定法臨床検査薬の製品化に成功

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android