三浦義同(読み)みうらよしあつ

改訂新版 世界大百科事典 「三浦義同」の意味・わかりやすい解説

三浦義同 (みうらよしあつ)
生没年:1457?-1516(長禄1?-永正13)

戦国時代武将。扇谷上杉高救の子。道寸は道号。相模新井城主三浦時高の養子となったが,のちに対立し,1494年(明応3)時高を攻め自害させ,自立した。その後,岡崎城居城としたが,1512年(永正9)伊勢宗瑞北条早雲)に攻められ住吉城に退いた。翌年,住吉城も追われ新井城に立てこもったが,16年に早雲・氏綱の大攻勢をうけ,その7月11日子の義意とともに敗死し,三浦氏は滅亡した。
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三浦義同」の解説

三浦義同 みうら-よしあつ

?-1516 戦国時代の武将。
扇谷(おうぎがやつ)上杉高救(たかひら)の子。相模(さがみ)(神奈川県)新井城主三浦時高の養子。時高に実子高教(たかのり)が生まれたため不和となり,明応3年(1494)時高を攻めほろぼして三浦氏をつぐ。のち相模岡崎城を本拠としたが,永正(えいしょう)9年北条早雲の侵攻をうけ,新井城にしりぞく。13年7月11日子の義意(よしおき)とともに討ち死にして三浦氏は滅亡した。法名は道寸。
格言など】打つ者も打たるる者も土器(かはらけ)よ砕けて後はもとのつちくれ(「鎌倉九代記」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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