三番頭(読み)サンバンガシラ

デジタル大辞泉 「三番頭」の意味・読み・例文・類語

さん‐ばんがしら【三番頭】

江戸幕府大番頭書院番頭・小姓組番頭総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三番頭」の意味・読み・例文・類語

さん‐ばんがしら【三番頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代幕府職名一つ。大番頭・小姓組番頭・書院番頭の総称。小姓組番頭と書院番頭とを両番頭という。番頭は、組頭組衆を率いて江戸駿府伏見大坂城警備その他に当たった。
    1. [初出の実例]「三番頭之儀は、何も古き御役之内、別而大御番頭は古き事之様に承り候」(出典:仕官格義弁(1744)三番頭并小十人頭之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android