四字熟語を知る辞典 「三者三様」の解説
三者三様
[使用例] 竹斎は仮名草子の主人公で、狂歌をよみながら諸国を流浪した藪医者。螺舎其角は自分を「詩あきうど」といい、木因は「句商人」、芭蕉は風狂の人、竹斎になぞらえて三者三様[中山義秀*芭蕉庵桃青|1970]
[使用例] 両親は自分たちのエゴを押しつけるだけで、子どものことがまったく見えていない。息子の方はそんな親たちに愛想をつかしている。三者三様に不信感を抱き合って、進学の話どころではない[片山恭一*九月の海で泳ぐには|2003]
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