コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

上掛(か)り カミガカリ

2件 の用語解説(上掛(か)りの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かみ‐がかり【上掛(か)り】

能のシテ方の五流のうち、観世(かんぜ)流・宝生(ほうしょう)流をいう。発生当時、下掛(しもが)かりの奈良に対して京都に本拠を置いたからというが、定説がない。京掛かり。→下掛(しもが)かり

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

上掛り【かみがかり】

能楽用語。上懸りとも書く。観世流宝生流をさす。下(しも)掛りの対。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典内の上掛(か)りの言及

【能】より

…現在では流派の組合せにはまったく制約がない。シテ方5流のうち,観世,宝生2流は芸系が近く,能本の詞章や謡の曲節に共通点が多いので,〈上掛り(かみがかり)〉と総称され,同様に金春,金剛,喜多3流は〈下掛り(しもがかり)〉と総称される。ワキ方では進藤(廃絶)・福王2流が上掛り,春藤(廃絶)・宝生・高安(たかやす)(高安流)の3流が下掛りに属するので,ワキ方宝生流をとくに下掛り宝生流と称することがある。…

【宝生流】より

…?‐1572か85)は観世宗節の実弟で宝生家を継ぎ,小宝生といわれた名手。なお,重勝の子元盛が観世宗節の養嗣子となって観世大夫を継ぐなど,観世とは室町時代から縁戚関係にあり芸系も近く,両家の芸統や芸風を上掛り(かみがかり)と呼ぶ。6世勝吉(1558‐1630)は金剛から養子に入っている。…

※「上掛(か)り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

上掛(か)りの関連キーワード観世流喜多流観世観世大夫観世水五流仕手方下掛り能五流観世銕之丞(3代)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone