上玉(読み)ジョウダマ

デジタル大辞泉 「上玉」の意味・読み・例文・類語

じょう‐だま〔ジヤウ‐〕【上玉】

《「じょうたま」とも》
上等の宝石
上等の品物
美人をいう俗語
[類語]名品逸品一品絶品良品上物珍品掘り出し物

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精選版 日本国語大辞典 「上玉」の意味・読み・例文・類語

じょう‐たまジャウ‥【上玉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じょうだま」とも )
  2. 上等の宝石。
  3. 上等の物。上等の品や上等の客。
    1. [初出の実例]「『出逢頭に車夫(くるまや)ッてエから、ヒョイと見ると〈略〉立派な旦那だ〈略〉』『ふウむ、滅法界な上玉(ジャウダマ)衝突(ぶつか)りやアがったナ』」(出典:老車夫(1898)〈内田魯庵〉)
  4. 花柳界などで美人をいう語。
    1. [初出の実例]「一座のうちでの上玉(ジャウタマ)だぜ」(出典:人情本・孝女二葉錦(1829)初)

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