上田宜珍(読み)うえだ よしうず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田宜珍」の解説

上田宜珍 うえだ-よしうず

1755-1829 江戸時代中期-後期の国学者,陶業家。
宝暦5年10月生まれ。肥後高浜村(熊本県天草町)の庄屋本居大平(もとおり-おおひら)に師事。天草の歴史を研究し,「天草島鏡」をあらわす。家伝の高浜焼をつぎ,文化元年加藤民吉に磁器製法をおしえる。のち同地をおとずれた伊能忠敬(ただたか)から測量術をまなんだ。文政12年9月25日死去。75歳。本姓滋野通称は元作,源太夫

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む