日本歴史地名大系 「上田辺村」の解説
上田辺村
かみたなべむら
[現在地名]高槻市上田辺町・上田部 ・芥川 町一丁目・明田 町・紺屋 町・高槻町・城北 町一丁目・桃園 町・中川 町・城西 町・野見 町・出丸 町・天神 町一―二丁目・白梅 町・古曾部 町一丁目
高槻村の西にある。天神山南麓に南北に延びる村で、東は高槻村・古曾部村。当村の東辺は高槻城下町の一部を形成し、北部を西国街道が東西に走る。南方に高槻村地を隔てて下田辺村があり、伝承によると往昔田辺郷(村)に含まれたが、のち上・中・下に分村したという。村内に中田辺の小字が残る。「長秋記」保元元年(一一五六)八月一四日条にみえる田部庄の地と考えられる。同日の放生会に山城
上田辺村
かみたぬいむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報